ブロックチェーン通話可能なXPhone ver.2 の詳細にせまってみる

 

こんにちは、ハッシュ@e_hash104)です。

2018年10月に世界初のブロックチェーン通話、そしてメッセージ送信とデータ送信を実現させたプロトタイプがついにバージョンアップをはたしました。

バージョン2になったXPhoneの特徴と、切っても切り離せない関係のFunction X を分かりやすく説明していきたいと思います。

ブロックチェーンスマホ XPhoneの特徴

  • 通話やデータ保存・送信などが全てブロックチェーン上で行われる
  • インターネットは依然必要だが、管理サービスプロバイダーは不要である
  • 電話自体が ノード の役割を果たす
  • ブロックチェーンモードと従来のモードとをXボタン(エックスボタン)で簡単に切り替えて使えるXPhoneに備わるX(エックス)ボタンの紹介イメージ
  • アンドロイドにおいて後方互換性をもつ
  • XPhone自体のスペックもなかなかのモノ

XPhoneのスペック詳細図

XPhoneで使われるFunction X ってなに?

Function X = F(x) という表記がされていて、ほぼほぼイコールの意味で捉えてよいようです。

現時点では、本年(2019年)のQ2にテストネットを開始、Q3にメインネットに移行という流れが発表されています。

このF(x)を実現させるためには ノード が必要になるわけですが、その役割をXPhoneにやらせてしまうわけです。更にPUNDI X には既に世界中に5,500台のXPOS機が展開されていて、これらもノードとして使われます。

ブロックチェーン上のノードイメージ図

この図にあるNode(ノード)の役割を、XPhoneやXPOS、そして将来的にはF(x)を採用してくれるサードパーティ製スマホが担うことになります。これってすごくないですか?

純粋な比較とは言えないかもしれませんが、他のコインやトークンのノード数をご覧ください。PundiXがやろうとしているスケールが分かると思います。

主要コインのノード数一覧

参考:https://arewedecentralizedyet.com/

F(x)を動かす燃料がFXコイン

メインネット上で必須となるのがFXコインとなります。これはFunction X を動かす原動力となるものですが、正式なコイン名が何になるかは現時点では分かりません。そのFXコインについて少し触れていきたいと思います。

まず、ハッシュが一番知りたかったのはメインネットとなるブロックチェーン上でマイニング( PoS )などが行われるのかどうかでしたが、どうもマイニングは現時点では不要だそうです。

従来だと第三者がマイニングをしていましたが、これを当事者完結させることを目指しているとのことでした。ただ、これも将来的にはどうなるか分からないとのことで、この辺りの具体的なことはもう少しリリースを待ったほうが良さそうですね。

メインネットへの移行に伴い、NPXSホルダーはこのままNPXSを保有しつづけるか、それともFXコインへ交換するかを各自決める必要があります

コンバージョンまとめ

    • NPXS → NPXS-FX ※1
    • NPXSXEM → NPXSXEM-FX ※1
    • FX トークン ※2 → FX
      • ※1. 仮称です
      • ※2. ステーキング報酬で得たもの、および4/16以降のFXへのコンバージョンで得たもの

公式からは色々と発表になっているのですが、まぁ正直分かりにくくありませんか?(^^;) ということで、自分の理解も加えて簡単にお話していこうかと思います。

この部分は、今回のXPhoneとは少し離れた内容となってしまうので、またそのうちに別記事にしますね^^

内訳とFXコインの配布時期

  • 5%相当が更なるボーナスとしてホルダーに割り当てられます。これは、交換プログラム開始の2週間ほどまえに案内されるそうで、ここでFXcoinへの交換を選ぶとボーナスがもらえるというものです。
  • 45%相当がNPXS/NPXSXEMとの交換に使われます。(2019年4月/5月〜約3ヶ月間実施
  • 15%相当に関しては、NPXS/XEMホルダーへのAirDropとして配当されるようです。ホルダー全員が所有トークン全てをFXcoinに交換すれば、この15%全てが使用されて配布されるわけですが、現実的にはまずありえないのでその余った分に関してはEcosystem Genesis Fund に戻され、そこでエコシステムの成長に使用されます。(2019年3月10日11:00(日本時間)〜2020年3月9日10:59まで

まとめ

XPhoneの話をしようとすると、どうしてもFunction X の話がはずせなくなり、ちょっと周辺の知識的なものまで触れることになってしまいましたが、PundiXのプロジェクト自体の理解には良かったかもしれません。

ハッシュは、XWalletに預けるよりはLedger Nano でMEWを管理したほうがどう考えても安全なので、どうもNPXSを移動するのは気が引けますが移動しない訳にはいかなそうだなぁ。

XPhoneが販売されて、ブロックチェーン上で動くDappとしてXWalletがリリースされたら安心なんだけどなぁ…。現時点では全くの未定だそうです。

 

\結局はハードウォレット「Ledger」が一番安全/

 

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