こんにちは、暗号資産にまつわる役に立つ情報を届けようと心がけているハッシュ（@e_hash104）です。
今回は、資産を預けたり コイン や トークン を売買したりする際にどうしても欠かせない取引所のランキングの信頼性についてお話していこうと思います。
今回の記事は以下のようなことを知りたい方向けに書いた記事です。
- 自分の利用している取引所はどれくらいの信頼度なのだろう…？
- マイナー通貨なので取り扱っている取引所は限られるのだけど、そこは安心して利用できる取引所なのだろうか…？
- どこの比較サイトを見たらいいのか分からない…
取引所ランキングの実際の違いをまずはみてみよう
まずは、以下の画像を見てください。
①〜③までが取引所ランキングなのだが、こんなにも違うことに驚きませんか？
しかも、このランキングを出している所は超有名どころです！
ちなみに、パッと見たかんじで①〜③のどれが一番実際に近いランキングを表していると感じますか？
ハッシュはダントツで①を選びましたね！
実際のところは、
を表しているのです。
そもそも取引所における取引高の申告ベースってなに？
各取引所の取引高というのは、それぞれの取引所が取引高は●●●でしたよ〜と自己申告したものをそのまま採用していたのです。
取引高が多い方が、流動性が増して突発的な価格の値動きが減り、そのコインやトークンの価値と信頼度が上がります。
ですが、こんなことが続いていると、本当にしっかりと運営をしている所がランキングの下の方になってしまうという事がたくさん起きてきます。
それではランキングの意味がないし、そもそも真っ当に運営している取引所に不利益さえ及ぼします。そしてそれはその情報を利用する人たちにまで損害を与えてしまいます。
それじゃぁダメっしょ！って始まったのが、修正取引高（調整ベース）と呼ばれるものです。これによって、今までしっかりと運営してきたのに日の目を見なかった日本の取引所も上位に上がってきました。
ハッシュイチ押しのbitbankは、この記事を書いている2019年８月５日現在において15位です。ちなみに、日本勢の２位はCoincheckで22位です。
ここに上がってさえ来れない理由は…ｗ
「Fake Volume（偽装取引高）」対策として"トラストスコアシステム”を導入したCoinGecko
こんな状況を打開しよう！と新しいシステムを導入したのが【CoinGecko（コインゲッコー）】と呼ばれる仮想通貨情報のプロバイダーです。
CoinGeckoはハッシュが初めてRippleのXRPを買った年と同じ2014年からすでに世界中の仮想通貨の価格や取引量などのデータを提供しつづけています。
最近ではCoinMarketCap（コインマーケットキャップ）の方が有名になってきている感じがしますが、地道にこういうことをやってくれているというのが信頼を気づいて行きますね。
実際、コインマーケットキャップはコインゲッコーがトラストスコアを導入したその姿を見て後ろを追いかける形で調整ベースを導入しましたしね。
実際のランキングの精度を見ても、現時点ではまだまだコインゲッコーの方が上の気がします。それくらいコインゲッコーが導入したトラストスコアは優秀だと言えます。
CoinGeckoが採用したトラストスコア【Trust Score】の仕組みってどんな感じ？
単純な取引所からの申告ベースの取引高だけでなく、ウェブトラフィックの解析とオーダーブックの分析から、取引所のより正確な取引高を計算する仕組み
これはどういうことかと言うと、申告された取引高に比べてその取引所のウェブに対する訪問者数が極端に少ない場合、偽装取引高を申告した可能性が高いと言えます。
あとは、板と呼ばれるオーダーブックのスプレッドやデプス（要はたくさんの売り買いの注文が並んでいる）を計測したりして、本当にその価格で取引ができるかどうかをチェックしたりしています。
こういったデータを組み合わせることによって、現実に即したより正確な情報を無料で提供し続けているのがコインゲッコー（CoinGecko）というわけです！
なるべくいくつもの情報を集めて、総合的に判断するクセをつくてくださいね！ハッシュは以下のような『ものさし』も参考にしていますよ♪
コインゲッコーとも併せてこちらも利用してみてください♪
